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2012年05月17日 前へ 前へ次へ 次へ

旭化成ケミカルズ サウジAN計画合意間近 17年度売上1兆円へ

旭化成ケミ小林社長.jpg 旭化成ケミカルズは16日、都内で経営説明会を開催し小林友二社長が事業戦略を説明した。2017年度の業績目標として売上高1兆円、営業利益率8%を掲げ、アクリロニトリル(AN)や溶液重合スチレン・ブタジエンゴム(SーSBR)のグローバルリーディング事業で世界首位を奪取する。エンジニアリングプラスチックやヘルスケア向け製品などは成長するアジア市場の取り込みに努める。さらなるテコ入れを図り、旭化成の中核企業としてグループを牽引していく。
 主力のAN、SーSBRは、両事業で17年度営業利益の41%(12年度予想は34%)を占める見通し。AN事業はサウジアラビア基礎産業公社(SABIC)との年産能力20万トン規模のプラント事業化が「合意間近にある」(小林社長)状況で、実現すれば生産能力は年141万トンと世界首位になる。15年度におけるアジアシェア4割が視野に入ることになり、アクリルアマイドや炭素繊維などにも積極展開していく。エコタイヤ向けに堅調に推移するSーSBRは、シンガポールで15年までに立ち上がる10万トンの設備に加え、20年までにさらにアジア・中東で増強を図る考え。


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