PCB廃棄物 処理の遅れが深刻化
ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物処理の遅れが深刻化している。日本環境安全事業(JESCO)による高圧トランス、コンデンサの処理の進捗率が3割に達していないうえ、これらの処理によって大量に発生する2次廃棄物の処理が実質的に手つかずの状態に置かれているもの。JESCOの5事業所には、PCBが付着した活性炭、防護服などが1万5000本ものドラム缶で保管されたままだという。一部の事業所では処理を行っているが、それによりトランスなどの処理ペースを遅らせている。他方、一部企業では保管の長期化にともないPCB含有機器の漏えいや紛失事例も目立っており、抜本的な対策が急務になっている。