三洋化成 排水処理薬品、民需シフト 性能差別化で生き残り
三洋化成工業は、下排水処理薬品の民間需要向け販売を強化する。下排水の汚泥処理などに使用される水溶性高分子凝集剤は官公需向けが主体だったが、価格低下が進んでいるため民需向けにシフトする。国内の下排水処理薬品市場は供給過剰なうえに、原油高による原料高騰や安価な海外品の流入により採算性が一段と悪化する見込み。継続需要が見込める工場や性能で差別化が図れるエンジニアリング企業へ販路を拡大して、末端価格の影響を受けにくい事業体制を構築し生き残りを目指す。