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2011年09月29日 前へ 前へ次へ 次へ

アジアの石化市況 下落続く エチレン1000ドル台維持

 【シンガポール=渡邉康広】アジアの石化市況が下落を続けている。中国の金融引き締めが継続し盛り上がりに欠けるとともに、米国・欧州の経済低迷を背景に買い意欲が世界的に減退している。供給側ではシンガポールのシェルケミカルズのナフサクラッカーが今月半ばから修理から復帰し稼働を開始したほか、台湾フォルモサ・ペトロケミカルのナフサクラッカー1号機も再稼働を控えている。こうした背景のもと、アジアのエチレンスポット価格は1000ドル台を維持できるか微妙な情勢となっている。需要に対する供給は完全に余剰に傾いており、原油・ナフサ価格の下落も重なって石化製品価格は値下がりの速度を速めつつある。


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