出光興産 高付加価値品、東南アで拡販
【シンガポール=渡邉康広】出光興産は、東南アジアで化学品の高付加価値化を目指した取り組みを強化する。シンガポールの出光・ケミカルズ・サウスイースト・アジア(池田学社長)を起点に、これまで汎用ポリオレフィンやポリスチレン(PS)、スチレンモノマー(SM)といった汎用化学品を主軸としてきたが、出光が日本で自社触媒を活用し新設備を立ち上げる新規ポリオレフィン系材料「エルモーデュ」(開発品)のほか、ポリカーボネート(PC)やシンジオタクチックポリスチレン(SPS)などの機能性樹脂、機能化学品といった付加価値の高い製品群の拡販にも注力していく。このため「域内の日系企業とのネットワークを広げ、新しい事業機会を模索していく」(池田社長)考え。