千葉大学研究グループ 低コストのLEDライダー装置を実用化
千葉大学大学院の椎名達雄准教授らの研究グループはこのほど、汎用の発光ダイオード(LED)光源を用いたLEDライダー(レーザーレーダー)装置を開発した。ライダー装置は上層大気のエアロゾル計測などに用いられる光学系のセンシング装置で、高出力のレーザー発生装置を必要とするなど大掛かりなシステムとなる。この一方で研究グループでは小型・低価格な装置開発を目指し、受発光部などを改良してポータブルサイズの装置を開発したもの。近距離計測が可能なライダー装置であり、LEDを光源に用いた装置開発は世界でも初めて。今後、建物内のガス計測や、幹線道路など大気汚染物質の常時モニタリング装置などへの応用が可能になるとみている。研究成果については、きょう30日、オーストラリア・シドニー市で開催中のCLEO(レーザーとエレクトロニクスに関する国際会議)パシフィック・リム2011で、同大の小山護哲氏が発表する。