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2011年08月26日 前へ 前へ次へ 次へ

台プラ 中国展開を大幅見直し

【シンガポール=清川聡】台湾プラスチックスグループ(FPG)による中国展開の大幅見直しに迫られている。昨年、FPGは中国・寧波で第2期ダウンストリーム増強計画を策定。原料確保のため、中国石化(SINOPEC)とナフサクラッカーの合弁を模索してきた。ただ、台湾企業による中国でのナフサクラッカーへの投資が禁じられていることに加えて、SINOPECがダウンストリームへの参加も条件として提示していることに難色を示したFPGとの間で交渉が決裂したもよう。一連の火災事故などで供給能力が低下する台湾・麦寮拠点から寧波への原料供給も厳しい状況のため、寧波における第2期ダウンストリーム増強計画が白紙撤回される可能性が高まっている。一方で、SINOPECと台湾石化4社が大型石化コンプレックスを計画する福建省古雷で独自の石化コンプレックス計画の可能性も浮上しているが、先行きは不透明な情勢だ。


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