小林製薬 ウシ後期初乳、有用性高める新構造解明
小林製薬は、ウシ後期初乳に免疫を司るナチュラルキラー(NK)細胞の活性向上と腸の損傷回復促進作用があることを発見した。体に侵入した異物を攻撃するNK活性の向上は、これまで成獣(大人)マウスで知られていたが、免疫システムが未成熟な仔マウスでの有効性を初めて確認。また、初乳中のカゼイン(水溶性たん白質)が酵素を分泌する陰窩部の細胞分裂を促し、腸の絨毛は長くなることを突き止めた。同社は、ウシ後期初乳を健康維持に役立つ食品素材として研究データの充足を急ぐ。