BASF 自動車排ガス触媒 日中で生産能力増強
【上海=白石孝祐】BASFは、自動車排ガス浄化用触媒のアジアにおける事業基盤を強化する。上海および日本で、それぞれ2013年を目標に生産能力を引き上げる方針。上海では約4000万ユーロを投じ、生産能力を倍増する。10年に生産台数が前年比32%増の約1800万台に達した中国市場だけでなく、アジア太平洋地域全体でトラック、2輪車を含めた自動車生産が拡大しており、能力増強で伸長する需要に対応していく。日本でも、合弁会社のエヌ・イー ケムキャットが大型ディーゼルエンジン用排ガス触媒の生産能力を13年初頭までに倍増する。日本の大型ディーゼル車市場は今後も年率数%の拡大が見込まれている。同社では規制強化により、触媒需要はこれを上回るペースでの伸びが予想されるとしている。