積水化学 東南ア事業拡大へ
【シンガポール=渡邉康広】積水化学工業は、中国などアジアに加え、シンガポールなど東南アジア事業の拡大を模索する。シンガポール現地法人の傘下にあったタイ事務所は昨年10月に現地法人化するなど、市場拡大に対応した体制を整備しつつあり、高機能プラスチックス事業では自動車や携帯電話、メディカルなど幅広い分野で使われる工業用粘着テープといったグループ製品のマーケティング・販売を強化する。また環境・ライフライン事業でも、インフラ整備が進む東南アジア域内で地面を掘り起こすことなく管路の改築・更新が可能なSPR工法のニーズが高まっているほか、独自の地下貯水システムではインドなどにおける実績を踏まえ、域内で広く訴求していく考えなど、市場ニーズを積極的に捉え事業機会を創出していく。