09年度PRTRデータが初の40万トン割れ
経済産業省と環境省は24日、化学物質排出把握管理促進法(化管法)に基づく排出移動量届出制度(PRTR制度)の2009年度集計結果をまとめた。01年度の制度開始以来9回目の集計。届出事業所数は3万8141と08年度に比べ1442の減少をみた。排出量と移動量の合計は35万2354トンで初めて40万トンを下回った。内訳は排出量17万611トン、移動量17万6244トン。景気後退の影響もあるが、両省は化管法が目指す化学物質の適正な管理と合理的な使用が着実に浸透している結果だとみている。化学工業は、2294の事業所から323物質の届出があり、排出量と移動量の合計は9万6847トン。08年度に比べ10・8%減少した。PRTR制度は、第1種特定化学物質354種類について、事業所ごとに排出量と移動量の届出を求めている。届出対象外の排出量(対象業種の届出外排出量、非対象業種、家庭、自動車など移動体からの排出量)も両省で推計し合わせて公表している。