プラ加工機、10年生産が倍増の1万3000台弱に
プラスチック加工機の生産が回復傾向にある。日本プラスチック機械工業会がまとめた10年(1~12月)の生産実績は、生産台数が1万2976台(前年比2倍)と伸びた。プラ加工機は、リーマンショック後の世界同時不況で需要が急落、09年の生産台数では前年比5割減と大幅な落ち込みをみせていた。リーマンショック以前の1万8000台レベルには及ばないものの、急回復をみせた格好だ。自動車・IT・電機分野を中心とした業績回復にともない、設備投資が進んだものとみられる。機種別にみると、射出成形機が同2.3倍の1万1180台。型締力100トン未満から500トン以上まですべてのタイプで前年実績を上回った。とくに、同100トン未満と100トン以上200トン未満は、2倍以上の伸びを示した。スマートフォンや自動車用電子部品など、精密品の需要が伸び設備投資につながった。自動車バンパー向けなどの大型機については、機器が高額なため投資が控えられ、中・小型機に比べると伸びが小さかった。金額ベースでは射出成形機全体で同78.6%増の1151億4700万円だった。