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2011年02月18日 前へ 前へ次へ 次へ

中国、衛生材料需要拡大でSAP需給ひっ迫続く

【上海支局】中国で高い経済成長や生活習慣の変化にともない、衛生材料需要が拡大基調にあるなか、高吸水性樹脂(SAP)が需給ひっ迫を継いでいる。アクリル酸の供給不足と20%程度といわれる需要の伸びから、中国のSAP市場は昨夏には「売るものがない」(日系商社)状態にまでタイト化が進んだ。中国国内での能力増強計画は、早い案件で今夏稼働開始予定。このため当面は需要家にとって玉確保に厳しい状況が続く。一方、需要の急速な伸びをにらんで、中国のアクリル酸メーカーがSAPに参入しつつある。先行して立ち上げたメーカーでは、すでに第2期を着工しているもよう。「生産技術や製品品質の格差から当面、直接競合はしない」(業界関係者)ものの今後、供給が本格化すれば市況には影響を及ぼしそうだ。


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