アステラス製薬、米社から抗がん剤を導入
アステラス製薬は17日、米国の医薬品企業アヴェオ社と抗がん剤チボザニブ(一般名)の開発・商業化に関する契約を締結したと発表した。アジア(日本を含む)・中東を除く全世界での権利をアステラスが獲得した。同剤の開発は、進行性の腎細胞がんを対象とする第3相臨床試験が先行し、2012年の欧米での承認申請が見込まれている。開発後期段階の新薬候補品導入により、重点化しているがん領域の事業拡大に弾みをつける。チボザニブは血管内皮細胞増殖因子(VEGF)の受容体に対する経口阻害剤。がんを増殖させる血管の新生を阻害する。協和発酵キリンの創製品で、アヴェオは06年にアジア・中東以外の世界権利を取得した。協和キリンは現在、国内で第1相試験を実施している。