味の素など、術後回復にシスチン・テニアン摂取の有効確認
味の素は9日、仙台市医療センター仙台オープン病院との共同研究で、周術期(手術前後期間)にアミノ酸のシスチンとテアニンを経口摂取すると、手術にともなう炎症反応の発生などダメージを軽減し、早期体調回復に有効であることを確認したと発表した。手術患者を使った治験で立証したもので、年1000例以上の外科手術をこなす同病院では1月から両アミノ酸を対象患者向けの食事に提供している。胃の部分切除(幽門)対象患者でシスチン・テアニンを摂取してもらった15例と偽薬摂取18例とを比較した。摂取期間は手術4日前から術後6日間の合計10日間。その結果、白血球、インターロイキン6(IL6、炎症性サイトカイン)、CRP(肝臓で生成する炎症性たん白)、体温、安静時エネルギー消費量のダメージを表す指標で、両アミノ酸摂取患者群のほうがダメージからの立ち直りの早いことを示した。