荒川化学、中国のロジン関連3子会社を統合
荒川化学工業は中国事業を強化する。9日、梧州荒川化学工業有限公司、広西荒川化学工業有限公司、広西梧州荒川化学工業有限公司の100%子会社3社を再編、合併・統合すると発表した。合併時期は今年夏。広西梧州荒川化学工業が存続会社となり、統合により生松脂からロジンおよびロジン誘導体、ロジン系の製紙用サイズ剤、粘・接着剤用樹脂まで一貫生産できる体制となる。中国ではこのほか南通、厦門にも拠点を持っており、今後も積極展開を図っていく。同社は1995年、梧州荒川化学工業を皮切りに相次ぎ中国拠点を設置、現在5社を保有する。梧州荒川化学工業は製紙用サイズ剤・粘着・接着剤用樹脂を製造し、年産能力は2万トン強。04年に設置した広西荒川化学工業はロジンおよび同誘導体など年産4万5000トンの能力を持つ。08年開設の広西梧州荒川化学工業は粘着・接着剤用樹脂などを製造し、昨秋から第1期分年7000トンが稼働している。広西梧州を除き当初は現地との合弁だったが、現在は3社とも100%出資となっている。