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2011年02月07日 前へ 前へ次へ 次へ

オレオケミカル、世界的な業界再編が加速

【シンガポール支局】オレオケミカルの世界的な業界再編が加速しそうだ。昨年はパーム油の世界大手ウィルマー・インターナショナルがマレーシアの脂肪酸メーカーであるナチュラルオレオケミカルズを買収。マレーシアのパーム農園大手でオレオケミカル事業まで手掛けるクアラルンプールケポン(KLK)もクローダからドイツの脂肪酸およびグリセリン設備を買収している。世界金融危機後、オレオケミカル業界は価格下落や需要減退に直面し厳しい採算が続いたが、昨年はアジアの新興国を中心に需要が回復し採算は大きく改善している。ただ、ここにきてパーム油が高騰しており、川下のオレオケミカルの採算は再び悪化しつつある。こうした背景からパーム油メーカーなどによる川下企業買収といった業界再編が加速するとみられ、動向が注目される。


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