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2011年02月04日 前へ 前へ次へ 次へ

欧米化学企業、中国投資を一段と加速

欧米化学企業の中国投資が一段と加速してきた。独大手2社の大型投資が際立っているが、そのほかにもセラニーズやアルケマなど、リーマンショックの影響を受けつつも勝ち残ってきた化学企業が得意事業で最大の成長市場への投資を積極化している。すでに南京で酢酸事業を展開するセラニーズは工業用エタノール事業を拡大、フッ素樹脂で投資をスタートしたアルケマはポリアミド(PA)などコア製品の成長を中国市場に求める。欧米化学企業では金融不況中も投資検討を進めてきた案件が多く、需要が金融不況前をさらに上回るというなかで、中国投資を戦略の主軸に据えようとしている。中国は、リーマンショックによる世界同時不況のなかで最も早く回復軌道に乗った。経済不況の象徴だった自動車材料などでは、すでに昨年第1四半期から需要回復が目立ち、期を追うごとに供給不足に陥る製品が増えた。


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