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2011年02月04日 前へ 前へ次へ 次へ

日本化学、酸化しない不斉合成用キラルリガンド開発

日本化学工業は、空気中でも酸化せず、最大99.9%の高選択性を実現した新たなキラルリガンド(触媒配位子)を開発、実用化のめどをつけた。リン原子上に不斉中心を持つP?キラルホスフィン配位子のロジウム錯体をベースとし、空気中で安定した取り扱いを可能にするとともに、従来に比べて極めて高い不斉水素化能を示す。また、右旋性のR体と左旋性のS体のどちらでも有用な方を狙って不斉合成することも可能とした。福島第2工場で量産体制を整え、近く米試薬メーカー向けに供給を開始。その後、医薬中間体の合成用途を主な対象に国内外で本格的な事業化に乗り出す方針。


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