ポリプラ、表面剥離抑えたLCP新グレード開発
ポリプラスチックスは、液晶ポリマー(LCP)の表面剥離を抑えた新規グレード「ベクトラRSL10573」を開発した。最外層が剥がれやすいという性質のために、これまでLCPに不向きとされてきた蒸着や塗装にも耐えるグレードとして、発光ダイオード(LED)のリフレクター向けなどに提案する。摩擦による剥離の低減により、摺動性も大きく向上したことから、すでに採用例の多いデジタルカメラや携帯電話のカメラモジュールなどの用途も改めて掘り起こしていく。LCPは樹脂の特性上、コーティングやスパッタリング、塗装をしても最外層ごと剥がれやすいという問題があった。しかし、同社は独自の配合技術により表面剥離を低減し、蒸着層や塗装皮膜との密着力を向上。LCPの新規用途の開拓に乗り出すこととした。