環境省、生態系保全へ高濃縮性化学物質のリスク評価へ
環境省は、高濃縮性(高蓄積性)化学物質について、生態系保全の観点からのリスク評価・管理手法を開発する。化学物質審査規制法(化審法)の第1種特定化学物質を中心に、食物連鎖における化学物質の濃縮過程や鳥など高次捕食動物の蓄積状況・毒性などを調べる。実態を把握し、その結果をもとに効果的な手法を確立する。2011度から3カ年計画で開発に取り組む。化審法における蓄積性のリスク評価は、現在はヒトへの影響の観点からのみ行われている。一方、環境中に排出された高濃縮性化学物質は、食物連鎖の過程で徐々に蓄積されていく。それによる鳥など高次捕食動物への影響が懸念されているが、生態系保全の観点からのリスク評価・管理手法は未確立。