東洋紡、中国でバグフィルター用軸にPPS繊維販売拡大
東洋紡は、ポリフェニレンサルファイド(PPS)繊維事業を拡大する。主力用途のバグフィルター向けで中国を中心に需要が伸長しており、受注活動を強化して販売量を伸ばす。さらに、自動車産業など他分野への展開余地が大きいとみて市場開拓を進める。同社は機能性素材の比重を高めていく方針で、耐熱性や耐薬品性に優れるPPS繊維を差別化製品とし、需要拡大を図る。2011年度の生産量を現状から約2割、13年度は約5割引き上げる計画。同社のPPS繊維「プロコン」は、150?190度Cの高温時での耐薬品性に優れる。主に火力発電所や、ごみ焼却施設向けのバグフィルターとして使われる。集じん効率や耐久性の向上を図りながら市場シェアを着実に高めている。