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2011年01月18日 前へ 前へ次へ 次へ

三井化学、高耐熱の新規環状オレフィンコポリマー開発

 三井化学は、高耐熱性と低誘電特性を両立させた新規オレフィンポリマーを開発した。300度Cの耐熱温度を有しながら、高周波対応材料にも使用可能な誘電特性を備える環状オレフィンコポリマー(COC)。高活性触媒であるフェノキシイミン(FI)触媒を用いて実用化に成功した。透明性や低吸湿性に優れる「アペル」の次世代製品と位置付けている。携帯通信システム用材料やディスプレイ材料などの用途を有望視しており、マーケティング活動を本格化する。COCはポリオレフィン樹脂と非晶性樹脂の性能を融合した無色透明のポリマーで、光学、医療、包装などの用途で幅広く用いられている。三井化学はチーグラー触媒で製造したアペルを事業化しており、DVDのピックアップレンズ、薬品包装シートなどに用いられている。


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