川崎重工、磁気浮上式の下水処理場向け曝気ブロワ発売
川崎重工業は12日、磁気浮上式の高速電動機直結単段ターボブロワを発売した。同社最大クラスの400キロワット級で、下水処理施設において微生物の働きにより、汚水を再生させる生物反応槽へ空気を供給する。磁気軸受けの採用などにより高効率化を実現し、電力消費量を低減できる。曝気用ブロワの電力消費量は、下水処理施設全体の約40-50%を占めており、省エネが求められている。川崎重工業が発売した「MAG?M35型」は、最大風量毎分約300立方メートルで、従来のMAGターボシリーズの最大機種となる。今回の発売により、同シリーズの対応風量が毎分30-300立方メートルへと拡大した。特徴は、磁気軸受けの採用により磁力でローターを浮上させ、ローターが軸受けに接触せずに高速回転できる構造としていること。また、インバーター制御式高速電動機のローターに、羽根車を直接取り付けることで増速装置を設置する必要がない。