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2011年01月07日 前へ 前へ次へ 次へ

三井化学、機能性コンパウンド事業を強化

 三井化学は機能性コンパウンド事業を強化する。世界トップシェアの変性ポリオレフィン「アドマー」は、欧米拠点の強化と中国・南米で新たな能力確保を進める。上海、シンガポールには技術サービス機能を置いた。変性ポリアミド「アーレン」は新規製品の市場投入を予定しており、発光ダイオード(LED)分野などを狙う。アーレン、オレフィン系熱可塑性エラストマー「ミラストマー」は、提携による市場開拓を進めたい考えで、高付加価値用途で採用拡大を目指す。アドマーはポリオレフィンに官能基を導入して接着性を付与した製品で、ガスバリア性樹脂や金属、ガラスなどの基材に優れた接着性能を示す。燃料タンクや食品包材フィルムなどで需要が拡大している。ドイツに自社生産拠点、北米でも米国の自社工場をはじめ4拠点で生産し、アジアでは中国・広州、タイに生産委託先を確保し、グローバル供給体制を構築している。欧州で2万トン以上の販売量があるなど先進国型の製品だったが、今後はアジアでも需要増が見込まれ、各拠点で生産能力の拡充を進める。


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