日立化成、LiB負極材を国内外で増産
日立化成工業はエコカー向けリチウムイオン2次電池(LiB)の負極材を国内外で増産し、世界トップシェアを目指す。民生用高性能負極材トップの同社は昨年末、エコカー向け負極材の新工場を稼働して生産能力を倍増したばかりだが、「ユーザーの要求があれば海外での供給体制も整備したい」(田中一行社長)と、海外生産にも注力する方針。2015年には300億円以上の売り上げを目指す。日立化成工業は携帯電話向けなどの民生用LiB負極材で世界シェア40-50%をもつ。1912年から推進しているカーボン事業で培ったノウハウは、「他社より数枚上手」を自負しており、この強みを生かしてエコカー向け負極材でもトップシェアを目指す。