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2010年12月21日 前へ 前へ次へ 次へ

フジクラ、EV・HV向け高電圧高耐熱電線を開発

フジクラは20日、電気自動車(EV)およびハイブリッド車(HV)向けに、ハロゲンフリーの高耐熱用電線を開発したと発表した。独自のシリコーンゴムベースの材料を導入して180度Cの高耐熱性を確保するとともに、難燃性などの課題を克服。既存のフッ素ゴムと比較して、絶縁体部分が10%以上軽量化される。EVなどのパワー用ケーブルとして、早期の実用化を目指す。同電線を使用したワイヤーハーネス(組み電線)ベースで、2015年以降をめどに年間売上高100億円規模の事業に育成していく。EVやHVでは、燃費効率向上のため車体の軽量化が図られ、ワイヤーハーネスや部品の軽量化に加え、それらを限られた車両スペースに効率よく配置することも重要になる。エンジンや駆動モーター周辺で使われるEV・HVの電源ハーネスには、大電流に対応した太ケーブルを用いる。そのため、高温使用環境と室内スペース確保の観点から高耐熱性と高柔軟性が不可欠。現在は主にフッ素系材料のケーブルが利用されているが高価という。


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