化合物半導体、上期出荷33%増の222億円に
国内化合物半導体基板大手5社で構成する業界団体の新機能化合物半導体懇談会(JAMS-CS)は、4-9月期の出荷統計をまとめた。フラットパネルディスプレイ(FPD)や高機能携帯電話のおう盛な需要を受けて出荷額は前年同期比33%増の222億円、全品種が好調に推移した。ただ出荷金額は2009年10-2010年3月期(前年下期)に比べると11%増と、伸長率が鈍化。セットの生産調整を受けて後半の見通しには不透明感がある。主力のガリウム・ヒ素(GaAs)基板は前年比で国内販売・輸出ともに好調。スマートフォン向けをはじめとして需要は急増しており、販売額168億円、前年同期比28%増となった。前年下期比では10%増と、成長は鈍化傾向にある。セットメーカーは在庫調整の動きもあるだけに、高成長は難しくなっている。