栄研化学、アフリカ睡眠病検査キットを来年投入
栄研化学はFIND(本部・スイス)と開発している途上国向けの感染症検査キットについて、アフリカ睡眠病(HAT)用を2011年4月にも研究用試薬として上市するほか、マラリア用は同年3月からエバルエーション(評価)スタディーを開始する計画だ。いずれも同社独自の遺伝子増幅技術「LAMP法」を利用。簡便・迅速・高精度に検査できる。最初に開発着手した結核菌検査キットは12年の途上国発売を予定しており、FINDとの共同開発品が拡充される。HATはツェツェバエが媒介する寄生性原虫トリバノソーマによって引き起こされる風土病で、アフリカのサハラ以南36カ国で約6000万人の生命を脅かしている。