DIC、チリで包装材用リキッドインキ能力4割増
DICは7日、チリにリキッドインキの新プラントを建設すると発表した。米国子会社のサンケミカルが2011年9月稼働をめどに、サンティアゴ市郊外のサンベルナルドで新プラントに着工した。投資総額は約7億5000万円。飲料や食品などの包装材の印刷に用いられるリキッドインキを中心に生産する。これにともない同国にある既存プラントは順次、操業を停止する。新プラントの生産能力を17年に年間1万500トンまで高める計画で、この時点の能力は現状に比べて4割拡大する。チリのほか、ブラジルやアルゼンチンなど拡大する南米需要に対応する。DICはサンケミカルを通じて1997年に、サンティアゴ市内にインキ生産拠点のサンケミカル(チリ)を設立。同社は現在、チリにおいてインキ全体でトップシェアの約50%を占めており、とくにリキッドインキについては約75%のシェアを持つ。