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2010年12月02日 前へ 前へ次へ 次へ

タカラバイオ、ほ乳類の細胞にたん白質直接導入の試薬開発

 タカラバイオの米国試薬子会社クロンテック(カリフォルニア州)は、哺乳類の細胞に遺伝子組み換え法を使用せずに、たん白質を低毒で高効率に直接導入できる試薬の開発に成功した。細胞を透過するペプチド採用で、再生医療関連やがん発生メカニズムの細胞研究の進展に有用な試薬となる。今月上旬から全世界で販売を開始し、初年度1億円の売り上げを目指す。開発した試薬は「Xfect Protein Transfection Reagent」。独自の細胞透過性ペプチドを採用したことで、導入するたん白質に、細胞膜通過の性質を付与させた。従来、高効率導入の難しかったヒト由来の浮遊細胞やマウス由来胚性幹(ES)細胞へのたん白質の機能を保持したまま導入できるので、導入後の細胞の変化を的確に解析することが可能になる。


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