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2010年12月02日 前へ 前へ次へ 次へ

DIC、ナノ銀粒子分散体のパイロット生産開始

 DICは1日、独自製法によるナノ銀粒子分散体のパイロット生産を開始したと発表した。同社のナノ銀粒子分散体は、化学的手法による自己組織化反応を利用したもので、銀粒子の凝集を抑制するポリマー安定剤の構造設計を工夫。ナノ銀粒子の分散粒径や焼成可能温度域を高精度で制御することができる。電子情報機器をはじめとする導電材料として大型化・複雑化が進む回路パターン形成向けのほか、光学反射材料や意匠性加飾材料用途などを対象とした展開を推進。2011年1月からの本格的な工業生産を予定しており、同年に5億円、15年には50億円の売上高を目指す。同社は、これまでも独自製法によるナノ銀粒子分散体の用途開拓を推進。耐熱性プラスチックに対応する焼成化温度180度Cの製品に加え、汎用性プラにも適応可能な同120度C以下のグレードも開発している。


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