ダイセル式生産革新はこうして生まれた
| 21世紀のモノづくりイノベーション |

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著 松島 茂(東京理科大学大学院 教授)
株式会社ダイセル
◎A5判 144頁
◎本体:1,500円+税(送料別)
◎2015年12月22日発売
◎ISBN:978-4-87326-661-9
【改善から革新へ-次世代型化学工場構築の軌跡】
1990年代、生産現場の品質改善や生産性向上が停滞、その将来に危機感を覚えた技術者たちが"21世紀のあるべきモノづくり"を目指して、取り組んだ改革が「ダイセル式生産革新」。
革新には摩擦が伴う-その過程は平坦ではなかったが、"生産性向上"、"作業負担減"、"高品質化"という「ミエル」成果をあげ、ダイセル発の次世代型化学工場として、現在も多くの化学企業から注目されている。
そのとき経営トップ、中間管理職、工場現場が何を考え、どのように行動したかを知る、新しい生産現場を構築するための必読書。
【本書の内容】
まえがき
第1章 生産革新の序奏~網干工場操業管理システムの導入~
◎ 小河義美氏に聞く
生産部の仕事とは/二つの特命テーマ/現場のノウハウを活用、共有化へ/生産革新への風土づくり
第2章 生産革新の取り組み
(1)小河義美氏に聞く
工場将来構想の提案/若手メンバー(8人の侍)による勉強会"Forward会"/プロダクションセンター
構想プロジェクトの頓挫/次世代型化学工場構築プロジェクト(R21)開始/8人の侍、プロジェクトに臨む/
プロジェクトに対する反応/「行動をカエル」-3S/生産革新を進めるためのポイント/生産革新プロジェクト開始/
革新を後押し-経営トップの決断
(2)馬場孝治氏に聞く
工場将来構想ができるまで/工場基盤の強化策-生産性向上と固定費削減/工場将来構想コンペを経て-
機能別運営案実行へ/R21プロジェクト始動/R21プロジェクトの完成/R21プロジェクトの反響-各社共通の課題が
見えてきた/若手社員を信頼する-自主勉強会の熱意/工場をよくしたい-工場長としての取り組み/人材育成は
上司の意識から/活気ある組織へ-現場をよく知る
(3)小島昭男氏に聞く
Forward会での議論(1)新事業開発について、(2)工場将来構想に一本化/基盤整備活動-もう一回現場に帰ろう/
所属部門を越えて見えること/クロス・プロジェクト-工場全体を見る視点
(4)安藤隆彦氏に聞く
プロジェクトメンバーに入ったきっかけ/やるべきことがわかっていなかった/P&ID;の統一化/R21推進室、発足/
統合生産システム構築の苦労/優秀な人間を集める-緻密さ、発想力、忍耐力、知識、理解力/
各エリアのシステム統合の勘所を押さえる/IPCに統合への課題を模索-ピンチ解析によるメリット/
幅広く工場内を見る-統合生産システムと人材育成
第3章 生産革新~統合後の取り組み 全社展開、業務革新へ
◎ 小河義美氏に聞く
全体最適のための業務革新-全社ビジネスフローを見直す/業務革新室を新設/物流会社の改革-
改善の果実をみんなで味わう/営業部署に求めた変化/活動を計画的に遂行/ダイセル式生産革新-同業他社への展開
あとがき
解説-ダイセル式生産革新について
1.はじめに/2.生産革新の必要性/3.「ダイセル方式」の切り口/4.ダイセル方式とは/5.「生産革新」の成果/
6.「生産革新」からの展開/7.おわりに