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2014年07月01日 前へ 前へ次へ 次へ

不満の解決が新技術を牽引する

 発明や技術革新により、人々の暮らしは便利で快適なものとなる。とくにこの200年ほどの間に科学技術は目覚ましく進歩し、その恩恵で人類の生活は飛躍的に便利になった。ふとしたきっかけで昔の人の生活を想像するたびに、現代に生きる有難みをかみしめる▼近年、人々の生活を大きく変えているのがスマートフォン。その普及率にはさまざまな調査数字があるが、日本の20代、30代の世代に限れば7-8割と推定されている。普及率が100%に迫るのも遠い将来ではないだろう▼ただ、携帯電話とパソコンに慣れた世代からすれば、スマホで何が劇的に便利になったかと問われて、答えられることは多くない▼確かにインターネット環境に瞬時につながることは大変便利で、例えば料理のレシピのような、ちょっとした調べものに重宝する。一方、本格的な調べものとなると、電池の持ちの悪さや画面の小ささなどがネックとなる▼そうした、ちょっとした不満の解決もまた、新たな発明や技術革新が解決してくれるはずだ。そして化学技術がそうした革新の中核を担っていることは論を待たない▼開発に携わる技術者の苦労を思うと、スマホの商品ライフの短さは気の毒の一言だ。それでも、長持ちする電池、見やすい画面の登場に期待したい。


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