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パラキシレン ACP交渉連続不調 誘導品の採算悪化
パラキシレン(PX)のアジア契約価格(ACP)交渉が不調を続けている。域内価格の指標とすべく、大手サプライヤーと大口需要家との間で毎月折衝が行われているが、今年分で交渉が成立したのは1月のみとみられ、昨年にも増して厳しい状況。誘導品の高純度テレフタル酸(PTA)の顕著な市況低迷が背景にある。PTA市場では急激な新増設による供給の大余剰が価格下落を招き、原料側にも波及している。昨年2月に1トン当たり1700ドルを超えていたPXのアジアスポット価格は、足元で1200ドルを下回る契約もあるようだ。PTAの市況には底打ち感がみられるものの、いぜん900ドル割れの低水準から脱していない。