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2014年04月17日 前へ 前へ次へ 次へ

ボールは工芸品ではないはずだが・・・

 「野球とベースボールは別物」という認識は浸透している。球場の広さ、使用するボールなど日米の違いは明らか。野球は"ガラパゴス化"して日本独自に発展したことは否定できないだろう▼とはいえ、プロ野球の統一球問題には唖然とする。製造元のミズノは、基準を超えて飛びやすくなったボールに関する謝罪会見を行ったが、その品質にばらつきが生じた理由については掌握していないという。大量に使用するボールは"工芸品"ではないはずだ▼記録にこだわりを持つプロ野球ファンは多い。名球会の入会資格は日米通算200勝、250セーブ、2000本安打以上。達成すればマスコミは大きく取り上げ、ファンの祝福を受ける。所属する球団、ホームグランドなどで必ずしも公平ではないが、ここ数年の統一球問題は不公平感を増し、記録に関する信頼も低下する▼ルールを時代に応じて変えることは間違いではない。パリーグが面白く、ファンも増えている一因に、試合をエキサイティングにしたDH制の採用があると思う。プロらしい一芸に秀でた選手にも活躍の場を提供した▼世界調和が当たり前のサッカー、独自の発展を遂げた野球。違いはあるが、新緑の季節になるとスポーツ観戦に心が躍る。サッカーW杯も間近だ。グランド外の不祥事には邪魔されたくない。


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