2014年3月の記事を読む
2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
CPhI ビジネス最前線 医薬原薬・中間体 No4
「現場支える先端機器」
付加価値市場に技術結集
ニーズ対応がカギ
世界最速で高齢化を迎えるわが国において安定した収益が見込まれる医薬品業界は、海外展開を含めて日本の成長をけん引していく役割が期待される。新薬、有効成分の研究・開発、製造などの現場を支える反応装置、撹拌機、測定装置、容器、分析機器などを供給する先端機器メーカーの役割も大きい。医薬原薬・中間体分野を化学品、食品、電子材料分野と並ぶ高付加価値市場と捉え、基礎研究から製造プロセス、品質管理まで、きめ細かな用途、ニーズへの対応力を強めている。
4月9〜11日に東京ビッグサイトで開催される国際医薬品原料・中間体展「CPhI Japan2014」(主催・化学工業日報社、UBMジャパンなど)は、業界関係者が一堂に会し、研究開発、ビジネスに関する情報交換の場として定着、発展してきた。併催の「原薬・中間体 機器/装置展(P-MEC Japan)」にも各社が特徴的な技術・製品を多数出展する。
用途ごと最新技術
日機装の目玉は、原薬・中間体の製造工程・品質管理・研究開発に不可欠な粉粒体物性評価装置の新製品。測定機能付き流動電位(ゼータ電位)測定装置「Stabino」は、動的光散乱法(DLS)オプションのゼータ電位計では測定が困難な条件下で短時間に高精度の測定が可能。ナノ粒子径測定装置として世界最小クラスの「NANO-flex」と組み合わせ多様なアプリケーションに対応する。
日本フローコントロールは、独CENTEC社製の溶液濃度計、溶液密度計/音速度計など各種計測センサーに関して、化学、バイオ医薬など多様な分野の流体に対応してきた実績をPR。昭光サイエンティフィックは誰でも簡単にサンプルの分子量を測定できる4重極型・簡易質量分析計「エクスプレッションCMS」を紹介する。
旭製作所が初出展する実験用の「ブルーラベルPRO」シリーズは、自社規格に基づくブルーラベルの上位版。混ぜることに特化した100リットル二重管反応装置、佐竹化学機械工業のトルクメーターを組み合わせた3リットルトルクメーター付二重管反応装置など3機種を中心に紹介する。
YMCは異相系フローリアクター装置、フロー光反応合成装置などラボ実験に最適なシステムおよび新規分取装置を紹介。ユラボジャパンが出展するスイス・ブッヒ社の特殊ガラス製パイロットプラント「ケミリアクター」、小型化した「ミニパイロット5、同10、同15」は、独自のボールソケット継手が特徴となっている。
東京アトマイザー製造は、医薬仕様の高機能微粉砕機「ミルスターダム」を展示する。秒速130メートルの超高速ハンマーの働きで、原薬や賦形剤を平均粒径10マイクロメートルに粉砕できるうえ、製造時間の大幅な短縮を実現する。
競争領域は幅広く
競争領域がバイオ創薬、再生医療など最先端の研究開発に広がり、また普及が進むジェネリック医薬品(後発薬)においては低コスト化などを追求した技術が要求されている。このなかで先端機器メーカーも独自の技術、製品を提案し、新規顧客を獲得する機会としてP-MECに注目している。
この連載は渡辺義真、細井康弘、渡邊靖正、堀口昇、山下裕之が担当しました。
(了)