2014年2月の記事を読む
2014年1月の記事を読む
2013年12月の記事を読む
2013年11月の記事を読む
2013年10月の記事を読む
2013年9月の記事を読む
2013年8月の記事を読む
2013年7月の記事を読む
2013年6月の記事を読む
2013年5月の記事を読む
2013年4月の記事を読む
2013年3月の記事を読む
2013年2月の記事を読む
2013年1月の記事を読む
2012年12月の記事を読む
2012年11月の記事を読む
2012年10月の記事を読む
2012年9月の記事を読む
2012年8月の記事を読む
2012年7月の記事を読む
2012年6月の記事を読む
2012年5月の記事を読む
2012年4月の記事を読む
2012年3月の記事を読む
2012年2月の記事を読む
2012年1月の記事を読む
2011年12月の記事を読む
2011年11月の記事を読む
2011年10月の記事を読む
2011年9月の記事を読む
2011年8月の記事を読む
2011年7月の記事を読む
2011年6月の記事を読む
2011年5月の記事を読む
2011年4月の記事を読む
2011年3月の記事を読む
2011年2月の記事を読む
2011年1月の記事を読む
2010年12月の記事を読む
TPP反対に利用されるGM作物
TPP(環太平洋経済連携協定)交渉のゴールが見えない。関税問題に限っても、日米の溝は大きく、日本の農業団体、米国の自動車業界など強い政治力が交渉を阻害している▼内需の拡大が見込めない日本は、成長する海外市場の取り込むためTPPを活用するのは合理的判断だが、国民的合意は得ていない。米国でもNAFTAなど締結済みの自由貿易協定のマイナス面が強調され、TPPに関する世論調査では反対比率が高いらしい▼日本ではTPP反対の論拠に、遺伝子組み換え(GM)作物が急増、食の安全が脅かされるという意見が根強い。科学的見地からGM食品の有効性を訴えるバイテク情報普及会の消費者アンケートでは、前向きにGM食品を購入する比率は10%弱、「それしか売ってなかったら買っていい」を含めても36%に止まる▼TPP反対派はGM食品の氾濫を利用した感がある。世界に目を転じると27カ国がGM作物の栽培、うち19カ国は途上国。GM転換で害虫抵抗性、乾燥耐性が高まり、過酷な農業労働の軽減も見込める▼消費者にも安全を確認したGM食品の恩恵はあるはずだが、「安心」に直結しないのも現実。それでも丁寧な説明を通じて、"消極的"も含めたGM食品受容者は、13ポイント上昇して59%になったという。粘り強い情報発信を大切にしたい。