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2013年10月21日 前へ 前へ次へ 次へ

フィリピン初のナフサクラッカー 来年に稼働延期

 【シンガポール=渡邉康広】JGサミット・ペトロケミカルが建設中のフィリピン初のナフサクラッカーは、稼働開始が来年にずれ込みそうだ。当初、今月から稼働を開始する予定だったが、建設計画を若干変更する必要があるとして来年春の稼働開始を目指すことにした。フィリピンの国内経済は堅調に推移しているが、ポリエチレンなど主要石油化学製品のアジア市場で回復の兆しが見えないことから、稼働を遅らせる狙いがあるものとみられる。ただ同クラッカーのエチレン年産能力は32万トンと、現在世界で新設される他のクラッカーが100万トン級なのに対し「競争力に疑問が残る」(商社)との指摘も少なくなく、今後の動向が注目されている。


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