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「雲海プロジェクト」とレンブラント光線
作家の開高健は"レンブラント光線"という言葉を好んで使ったという。雲の切れ間から、太陽光線が柱状に地上へ降り注いで見える気象だ。オランダ絵画の巨匠レンブラントがよくその作品に描いたことからそう名づけられた▼そのほかにも様々にネーミングされてきた。"薄明光線""天使の階段""ヤコブのはしご"などがある。宮澤賢治は"光のパイプオルガン"と描写しているが、これらのどれもが、天からの恩寵といった気配を表現している▼その神々しさに挑戦するわけでもあるまいが、天から地ではなく、地から天へ向かって光を投射する試みが進んでいる。ダイキン工業などによる「雲海プロジェクト」だ。北海道「星野リゾート トマム」で9月10-12日、雲海への映像投影に挑戦する。雲に美しい映像を投影し、自然とアートを一体化させたいと意気込む▼ダイキンはヒートポンプ技術や湿度制御技術を応用した「雲生成装置」を独自開発。この装置で作り出した人工雲で、映像を鮮明に投影するために必要な色調、形、光量などをノウハウとして蓄積してきた▼ビル壁面への投影などはよく聞くが、相手が雲とは気宇壮大だ。ぜひ本番で成功し、その映像を公開してほしい。投影画像が孫悟空だったら愉快だと思うが、これは勝手な第三者の夢想である。