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インド、化学・鉄鋼大型プロジェクトの凍結相次ぐ
【シンガポール=渡邉康広】インド経済の低迷が深刻化している。インフレ圧力を背景に高金利政策を転換できず、個人消費などに大きな打撃を与える悪循環に陥っている状況だ。住民運動などによる土地収用の難しさも絡んで、化学や鉄鋼など素材の大型プロジェクトも相次ぎ凍結される事態となっている。政府は一部業種の外資規制緩和などを打ち出し景気底入れに躍起だが、現地では「少なくとも来年春に実施が予想される総選挙まで情勢変化を期待できない」(日系商社)、「投資などの決定事項を先送りせざるを得ない」(インド化学メーカー)との声も出始めている。