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MDI 中国で設備拡大期に
【上海=白石孝祐】中国でジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)生産能力が拡大期を迎えている。煙台万華は年初に寧波(浙江省、写真)で第3期プロジェクト・年産60万トンの試運転に入り、同地での総能力を同120万トンに引き上げた。同社では煙台(山東省)の煙台経済開発区でも同60万トンを軸とした投資計画を推進中。一方、外資勢ではバイエル マテリアルサイエンスが上海化学工業区(上海市)の生産基地で既存設備の増強を進めているほか、BASFは12年春に重慶での同40万トンプロジェクトの建設を開始した。同社と上海で合弁プラントを擁するハンツマンは、単独で同24万トン設備を上海に新設する計画を進めている。「外資勢の一部計画は遅延する可能性もある」(市場関係者)といわれるものの需要は今後も堅調な拡大が見込まれており、各プロジェクトが予定通り立ち上がっても供給増加分は順次、吸収されていくとみられる。