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【新社長登場】 バンドー化学・吉井満隆氏
成長目指し活力高める
- 社長就任の感想を聞かせください
「大役を引き受けることになり、谷和義社長や小椋昭夫会長が私に与えた使命というのがある。1つは社員1人ひとりに最大限の力を発揮させて、当社を元気で活力のある会社にしてほしいということ。これが最大の使命であり、いろいろな施策のなかで権限を移譲したりして若手社員を活用して彼らのエネルギーが発現できるようにしたい。もう1つは自分は出自が営業なので顧客や市場を中心に考えていくという習性があることから、顧客に働きかけていく動きを強化していきたい。メーカーは顧客に対してユニークな価値を創出し続けていくということが本来の使命だと思っている。顧客の声を聞くことを徹底していきたいと思っている」
- 今年度が最終年度の現中期経営計画では収益力の向上が大きなテーマでした
「われわれが目指す収益体質としてはまだまだと認識している。既存事業をさらに進化させて確固たる収益体質を構築していくことが最優先課題になる。それと併せて、当社が成長していくために必要なことは新規事業の創出だ。これに向けた研究開発や市場開発をやっていかないといけない。ネタをしっかりと見いだして、思い切って経営資源を投下して事業の拡大を図っていきたい。次期中期経営計画では現状を打破して躍進していきたい」
- 就任と同時に新しい中期経営計画に取り組むことになります。その狙いは
「策定チームを発足させて、次代を担うような若手社員を指名して計画をまとめてきた。現中期経営計画ではグローバル展開や新製品開発などの布石を打ってきたが、(成果は)まだ刈り取っていないので、まずこれらを刈り取らないといけない」
- 大がかりな組織改正も実施します
「次期中期経営計画は基本的に市場製品戦略を主体としている。これを実行していくためには連結ベース、グローバルで戦略の意思が末端までしっかり伝わり、しかも情報が上がってくる組織を目指した。戦略を展開するうえで最適な組織として考えた。どちらかというと顧客や商流といった市場を軸とした組織編成をした」
- 成長に向けた課題は
「当社の事業は8割以上をベルトが担っている。非常に重要な主力事業、主力製品であるため、さらに進化させていかなければならない。そのうえで課せられた使命として、ベルト並みの事業をどれだけ育成できるかということがある。こういったことを念頭に置いて人員配置や組織編成を行った」
- どのような会社にしていきたいと考えていますか
「ここ数年は経営環境の変化が激しく、社内的にもコスト削減など我慢を強いられるようなことが多かったように思う。体力を固める時期は必要だったと思うが、社内に閉塞感が漂うようなことになってもいけない。もっと活力のある、のびのびとした会社にしたい。そのためのいろいろな施策を打っていきたい」
(聞き手=増戸良博)
【横顔】
東京支店で自動車関連製品の営業部長だった頃、日産自動車の社長にカルロス・ゴーン氏が就任。担当も外国人に交代し、当時は不得意だった英語が必要になった。「すぐに英語を使えるようにしたい」という思いで、当時の小椋昭夫社長に海外勤務を直訴し欧州子会社に異動した。そのような持ち前の行動力や積極性を経営に生かせるか。
【略歴】
〔よしい・みつたか〕1981年(昭和56年)関西大学商学部卒、同年バンドー化学入社。07年調達部長、09年執行役員経営企画部長、11年取締役兼執行役員産業資材事業部長兼バンドー・ショルツ社長。広島県出身、54歳。