中国 カ性ソーダ生産の伸びが鈍化
【上海=白石孝祐】中国のカ性ソーダ生産量の伸びが鈍化している。国家統計局がまとめた上半期のソーダ製品生産量は、カ性ソーダが前年同期比3・2%増の1304万トン、ソーダ灰が同7・5%増の1203万トンだった。いずれも2ケタ成長となった2011年に比べ伸び率が低下しているのに加え、カ性ソーダでは月次の伸びが一貫して下降線をたどっており、6月は前年同月比10・4%減となった。「塩化ビニル樹脂(PVC)をはじめとする塩素誘導品の荷動き低迷から電解設備の稼働が抑制された」(中国クロルアルカリ工業協会)ことが背景の1つ。国内生産能力は拡大基調を継いでいるものの、塩素誘導品の先行きは不透明感が払拭できていない。