内外で激震の走った1週間
オウム真理教最後の手配容疑者逮捕で号外が出るなど、先週から今週にかけてメディアは大ニュースで賑わった▼国論を二分している消費税では、民主・自民・公明3党が一体改革の修正協議で合意。2014年4月に税率を8%、年月に10%に2段階で引き上げる。もう一つ激論が続く関西電力大飯原発再稼働問題は、西川福井県知事の同意表明を受けようやく決着した。関電は再稼働作業に着手、順調に進めば7月下旬にフル稼働の見通しだ▼目を転じて化学業界。三菱化学は鹿島のエチレン設備1基停止を発表した。石塚博昭社長は「エチレンを身の丈に合ったサイズにする」と会見、いよいよ日本の石化産業は余剰能力を削減する局面に入る▼サイエンスの世界では、免疫不全ブタの開発が目を引く。農業生物資源研究所などの成果で、体内で人間の肝臓を作れる可能性を拓き、医学への応用が期待できる▼ギリシャ議会の再選挙では、緊縮支持政党が過半数を獲得した。第1党党首が「ギリシャだけでなくヨーロッパすべての勝利」と宣言。世界金融危機への対応を話し合うG20首脳会議はメキシコで開催された▼さて、こんなニュースも。生食用牛レバーが7月から販売禁止。あのぷりぷりねっとりした食感が楽しめなくなる。これ以上の規制強化は願い下げにしてほしい。