アジアPO需給 大幅緩和、タイの大型・設備稼働で
アジアでプロピレンオキサイド(PO)の需給が大幅に緩和している。ダウ・ケミカルとサイアムセメントグループ(SCG)のタイ合弁会社が昨年秋に稼働させた大型設備が原因とされる。市況急落によって、中国ではプロピレンとのスプレッドが新設備稼働前の約3分の1に圧縮されている。欧米向け最終製品の輸出低迷などから主用途のプロピレングリコール(PG)、ポリプロピレングリコール(PPG)の成長が鈍化しており、サプライヤーにとっては比較的好調だった昨年とは一転し厳しい1年となりそうだ。