環境省 PCB廃棄物処理 期限延長に少なくとも7年必要
PCB(ポリ塩化ビフェニル)含有廃棄物の無害化処理が著しく遅れている問題で、環境省はPCB廃棄物特別措置法で定める期限を7年程度延長する必要があるとする報告素案をまとめ、有識者による検討委員会に示した。同法は2016年7月までに処理を完了させると定めているが、11年度末時点で進捗率は5割にも達していない。現状のままでは28年までにPCB全廃というストックホルム条約にも抵触する。このため、全国に5カ所ある処理施設の改造と操業改善、他地区の施設での処理などの加速策を講じるが、それでも処理完了は23年となる見通し。同省は夏までに報告書をまとめ、年内に処理計画を改定する。