中国の原料塩 11年は生産量8000万トン突破
【南京(江蘇省)=白石孝祐】中国の原料塩業界が拡大基調を続けている。中国塩業協会によると2011年の生産量は前年比9%増の8198万トンとなり、史上初めて8000万トンの大台を突破した。11年は、カ性ソーダやソーダ灰の生産量が2ケタ増を遂げており、原料塩消費の大半を占めるソーダ工業の伸びに牽引されたかたち。同協会では「ソーダ工業の好調のほか、年間を通じて大きな価格変動がなかったことも、原料塩生産の拡大に寄与した」(朱国梁副秘書長)と分析している。また好調な需要をベースに、輸入量も同50%増の414万トンと大幅に拡大した。一方、引き続き新増設計画が各地で進められており、第12次5カ年計画期中の総量目標である年1億200万トンは12年中にも超過する見通し。