ポリブテン アジアの能力過剰が深刻に
ポリブテン(中分子量ポリブチレン)のアジア市場が大幅な能力過剰に陥っている。主に潤滑油添加剤原料として用いられてきたもので、アジアには年15万トンほどの生産能力があるが、現状、需要は半分以下の6ー7万トンほどにまで落ち込んでいる。BASFが急速に能力拡大を進めている高反応性ポリイソブチレン(PIB)の台頭だ。
PIBは分子量によって用途が異なり、中分子量のものが日本ではポリブテンと呼ばれている。潤滑油の劣化対策として添加される清浄分散剤の原料として長く使われてきたもので、アジアでは中国、日本、韓国に合わせて年15万トンほどの生産能力がある。