アジアの太陽電池 中国勢など供給過多で低迷
【シンガポール=清川聡】アジアにおける太陽電池パネルの生産が停滞している。太陽電池市場の需要がスローダウンしている欧州への輸出をメインとしてきた中国メーカーなどを中心に、生産活動が低迷。多くの在庫を抱えている状況だ。同じく欧州を輸出対象とするインドの一部メーカーでは、操業そのものを停止しているという。大陽電池パネルの価格も昨年から急落。在庫処理が一段落するのは年内とみられるなか、各社ともに収益性の悪化への懸念が高まっている。一方で、中長期的に太陽電池の需要は堅調と見るメーカーは、アジアにおける新増設や生産拠点の新設を検討するなど、これまでの需要地である欧州からアジア市場への本格展開を睨んだ動きが活発化している。